内部作り付け収納
シナベニアの収納。色合いも感触も柔らかくて良いですね。
賃貸の場合・・
老朽化した和風賃貸では内部がラワン合板がよく使われていますが、シナベニアの方が見た目も質感も断然優れています。交換が無理な場合にもクロスを押し入れ内部に貼るなどして、綺麗にした方が良いでしょう。
居室収納の使いやすさの一番の分かれ目は扉です。この住宅のように常時開放型か、全面開放型の扉を付けることで格段に使い勝手が良くなります。引き違い戸は半分しか物の出し入れができないのでお薦めできません。また同じ開き戸でも折れ戸タイプの方が開き戸よりも収納部前面のスペースを使えるので良いです。収納内部はハンガーをかけるスペースと棚段スペースの両方を作るのが一般的です。
収納庫の床
クローゼットの床材を居室のフローリングと同じにすることで一体感が出ていました。
賃貸の場合・・・
普通の賃貸の場合も、床は居室を一体感を持たせる為に同じ素材または同系色で統一するとスッキリ見えます。ある程度の荷重を想定して、床をしっかり作ることも重要です
ミニ書斎コーナー(作りつけ机)
巾1メートル足らずの壁を渡す板が一枚(写真の窓の下)。これだけで小さな書斎スペースが形作られています。しかも照明が天井に埋め込まれているので、机(板)の上は丸々使えます。そして机の天板の下は脚がないので、丸々使えます。必要なら自分で追加のキャスターを買ってくれば良いわけです。板の左の壁にはコンセントがついているのでパソコンの設置もスムーズです
賃貸の場合・・・
もちろん普通に机を置いて、照明スタンドも買ってきて、電源コンセントもある程度延長ケーブルで伸ばして・・・とやれば書斎コーナーを作ることは可能です。が、やはり作り付けと同レベルのコンパクト度・スッキリ度を実現するのは困難でしょう。
壁埋め込み空調
使う季節だけ蓋を開けて出す。それ以外の時は蓋を閉めて壁の中に収まります。
賃貸の場合・・・ 高級デザイナーズ賃貸なら、このような考慮をお薦めします。
「台東区4F建て2世帯住宅」の記事一覧
- 1.間取り
- 2.玄関廻り
- 3.ダイニング・リビング
- 4.キッチン
- 5.収納・コーナー等
- 6.風呂・洗面・トイレ
- 7.外部・ベランダ
- 8.資材
- 9.設備
- 10.浴室・脱衣洗面所
- 11.所感・サマリー
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