1.利便性
チャーハンがベタ付かずにパラパラに炒まります。チャーハンがベタ付くのは、中途半端な温度で炒める時にご飯の水分が充分に蒸発しないからだそうです。ガスは点で加熱し、IHは面でフライパン全体を加熱するという違いがあるのです。
ガスだとどんなに種火にしても、炎の上部は高温(700-800度)になっているので、火と接する鍋の部分を拡大で見ると、低温というわけではありません。 対してIHでは流す電力量で調整しているので、鍋の温度そのものを低温に保ったまま加熱することができます。今までガスだと直接火にかけられず湯煎でやっていたような調理(お菓子のゼラチン・チョコレート・バターなどの解凍)も直接鍋に入れてできてしまいます。
皆さんフライパンで炒め物(野菜炒めやチャーハン)をする時、どうしていますか?熱が万遍なく行き渡るように、片手はフライパンを持って振り廻していませんか?IHではフライパンを動かす必要がありません。電気抵抗でフライパンの金属全体が均等に加熱されているからです。ですからフライパンを手に持つ必要がないのです。お年寄りや体力のない方でも調理が楽になりますね。
加熱目盛りがKcalに対応しているので、設定が正確。どう便利かと言うと、今後発売されるであろうIHの料理本では「弱火で1時間ことこと煮て・・・」という曖昧な表現でなく「XXkcalの加熱で1時間・・・」と正確な加熱情報が得られるようになり、調理手順がより適格に実行できることになるかもしれません。
「弱火で一晩煮込む。その間、睡眠」「ちょっと買い物に行っている間に煮込む」といったことが可能です。ガス漏れや引火の心配がないからこそ可能なやり方ではないでしょうか。常時不在が不安な方も、少なくとも台所にずっと張り付きという必要がなくなるだけでも便利です。
2.安全性
発熱源から火がでないので、どんなに近寄っても大丈夫。調理中、服に引火することはありません。ただし鍋やヤカンなど調理道具そのものは熱いですから、触って火傷しないように注意が必要です。
ガスは使用しないのでガス漏れの心配もなく、炎が出ないので火事になる心配がありません。また鍋などの高熱化による引火への対応としては・・・・A.空だきを関知すると1分でOFFになる B.金属が発火する370度〜380度になる前の温度(300度)まで上がったらセンサーが感知してOFFになるなどの機能を各メーカー用意しています。
3.経済性
ガスのように酸素を使って二酸化炭素を出すという燃焼による発熱ではないので、空気の汚れがありません。また酸素不足による一酸化炭素中毒の心配もありません。出るのは加熱された食材から出る臭いだけ・・・よって臭いを取る為の換気さへすれば良い訳です。夏・冬のエアコンで調整された空気を大切に使えます。
ガスのように酸素を使って二酸化炭素を出すという燃焼による発熱ではないので、空気の汚れがありません。また酸素不足による一酸化炭素中毒の心配もありません。出るのは加熱された食材から出る臭いだけ・・・よって臭いを取る為の換気さへすれば良い訳です。夏・冬のエアコンで調整された空気を大切に使えます。
夏場のエアコン(クーラー)の光熱費節約に多大な効果があります。熱効率40%のガスコンロは、残り60%の熱が室内を暖める方に行きますが、熱効率90%のIHはほとんどが食材と鍋のみの加熱に使われる訳です。
4.省スペース
フラットな天板なので調理の後は、そこに皿を置いて配膳台として使用することができます。セラミックスガラスである天板は調理直後は鍋やフライパンの熱伝導によって表面が熱くなっていますから若干の注意は必要です。鍋やフライパンに接していない部分のガラスは熱くなく、ここには調理で使う調味料なども近くにおいておくこともできます。
5.ハイブリッド
前述のラジエントヒーターと組み合わせると、従来の鍋も使えて、魚も焼けます。魚を焼くのもラジエントヒーターです。慣れるまではどこが熱くなっていて、どこが電磁波のみで熱くないか、注意を払うことが必要です。天板奥のラジエントヒーターは、熱せられるとオレンジのランプが天板に灯るので、これが目安になります。
6.調理道具
どの鍋ならIHに使えるか?それはIH加熱の原理が解ると理解しやすいと思います。IH加熱は鍋の周辺に磁場を作り、電気を流すことで、電気抵抗のある金属が加熱される仕掛けです。ということは電気抵抗の低い素材では加熱されない、されにくいということになります。ということで、銅(もともと電線に使われるくらいですから電気抵抗は極めて低い)、アルミ(業務用のミリクパン、寸胴鍋など)、土鍋(いわゆる陶器全般)はIHには不適です。鉄、ホーローの鍋がIH向き。また土鍋を使うにしてもIH専用のものが必要になります。これは陶器の中に金属のパネルが埋め込まれているIH専用鍋です。
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