次のコーナーでは今実際にテスト導入含めて現実的に松下が取り組んでいる技術が展示されていました。以下のようなものです。
モバイルクリッピング
赤外線通信で携帯電話へさまざまな情報を配信できるシステム。 ある地点に設置された赤外線ポートから周辺情報や商品情報といったコンテンツが携帯電話へ配信されるというもの。応用範囲は広そうなのでこの技術を使ってどんなサービスや広告が各企業からなされるのか楽しみなところですね。
IPv6実験
PCだけでなくその周辺機器(プリンターなど)、あとは将来的に遠隔地の携帯から操作可能になるであろう生活家電(エアコン、ビデオなど)などに全てネットワークアドレスを割り振ろうというのがIPv6です。現在のIPアドレスはもちろんのことIPv4規格でもアドレスが足りないということで、今、世界統一のアドレス規格としてIPv6が推進されています。
顔画像認識
成田空港でテスト導入されているそうです。
ICカード
松下グループ内や大学などで導入されています。
携帯用地上波デジタル放送システム
2005年から始まる地上波デジタル放送スタートに向けて、携帯電話でも放送が見れるようにしようというものです。テレビアンテナとチューナー機能を携帯に内蔵させるようです。回線スピードも今の最速256Kより速くする必要があるのかもしれません。
DSRC
車の中で情報のやりとりができるシステム。「ユピキタス」(いつでもどこでも)を実現する上で車はキーになる。松下ではそう考えられています。高速道路の料金所でこの仕組みが一部導入されているようです。