ここからは1F2Fの誰でも見学できる部分の紹介です。一転、もっと身近な、実際に世に出ているの松下生活家電をいくつかご紹介します。
リサイクラー
生ゴミ処理器です。ディスポーザーがゴミを細かく粉砕して、液状にした上で濾過して捨てるのに比べて、こちらは焼いて粉にして捨てるというものです。1kgのゴミ(家庭用の1日の量としてはこれで充分。サイズもコンパクトです)を130度の熱風で約1時間半熱すると焦げ茶色に粉になります。有機物質なので菜園用の肥料にもなります。実勢価格は5万円程度(オープン価格)。ゴミ処理を家庭でやってくれれば、行政の負担が軽減するということで、市町村も支援しています。地域によっては2-3万円の補助金を出すところもあるようです。
食器洗浄機
奥行き40センチ。前面扉を開けてもトータル60センチあれば充分設置可能なコンパクトサイズの据え置き型食器洗浄機が展示されていました。ミスト洗浄といって霧状に洗剤を器内の食器に撒くことで、効率よく綺麗に洗浄できるそうです。実売価格8万円前後。食洗もだいぶ求めやすい価格になってきたのではないでしょうか。
自家発電機
これは来年春に発売する画期的な商品です。何とガス(都市ガスなど)内の水素と空気中の酸素から発電できる家庭用の装置を東京ガスと松下で開発しました。温水にして床暖房として循環させることもできます。家庭消費電力全てを賄うのは容量的に難しいですが、既存の配給電気と併用することができます。
デッキ材の新素材
木片チップとプラスティックをミックスしたデッキ材は松下とミサワホームの共同開発です。腐らない、施工がしやすいのに、触感は木のようでフローリング材、デッキ材として今後が期待されています。