
21世紀・住環境研究会のレポートによると、首都圏の賃貸居住者が物件選択の際の決め手とする設備・仕様として、第5位に収納機能の充実を上げています
モノが多い現代生活では効率的な収納スペースはとても重要なのです。
(当該レポート詳細はコチラ(PDFファイル))
今日的な収納 - 基本構成はハンガー・棚板・引き出し

マノーネのシステム収納家具を例に今日的な収納を見てみましょう。
このメーカー収納家具は持家や高級賃貸で使われるような高級家具ですが、どのような機能を実現しているかについては、賃貸でもとても参考になります。

収納の基本構成は写真の通りです。
「上段棚板・中段ハンガーパイプ・下段引き出し」の三大要素がメインになっています。これはどのメーカーでもだいたい共通です。
中でもハンガーパイプは必須です。昔の洋服ダンスのような家具は部屋に凹凸が出るので、スペース効率とともに美観もそこねます。このように壁面に組み込まれるタイプの衣類収納が人気があるのです。
木造賃貸での収納(押入)リフォーム
さてここで賃貸、特に古い和室の賃貸における収納についてです。布団をしまうことが主目的だった押入は、現代生活には効率的な収納とは言えません。また、むき出しのまま床面・側面に貼られた粗いベニア板は、柄ものの襖とともに古い和室の象徴のようでもあります。また衣類の収納にも心地よいものではありません。
この部分に手を加えることで、機能的でも印象面でもグレードアップが図れます。また畳→フローリングのリフォームとともに行うことで、古い和室は現代的なテイストを持つ和風モダンな部屋に生まれ変わります。

リフォーム内容は、以下の通りです。
これだけで使い勝手がよく、すっきりした印象の収納に様変わりします。
壁紙は部屋と同じ種類のクロスを貼っておくのが良いでしょう。入居者が退居する際、クロス交換が必要になりますが、あまり入居期間が長くなかった場合には部分張替で済む場合があります。TVの裏など熱焼けして変色した部分の交換に、押し入れに貼っていたクロスを張り替えるのです。同じ年月使用してちょうどよく色が変わったクロスなので、他の部分と馴染みがよいのです。剥がした押入のクロス部分には新しいものを貼っても室内との差は目立たないのです。
リフォーム費用
1間の押入で6万〜7万円 がリフォーム工事の目安です。
大工工事(材工) | \30,000- | ||||||||||
クロス張り | \20,000- | ||||||||||
ハンガーパイプ | \6,000- | ||||||||||
襖裏表替え | \8,000- | ||||||||||
合計 | \64,000- |
襖の縁や枠廻り木部が古びている場合には、ここに塗装を施すことで安価にイメージアップを図れます。
なお、襖を新しく替えることは弊社ではあまりお薦めしていません。
もう少し予算があるのなら、押入を撤去して完全洋式の収納にリフォームすることをお薦めしています。
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