トイレにも快適性追求
INAXが4月に発売したトイレ「SATIS(サティス)アステオ」の売れ行きが好調だ。3年前に発売し大ヒットした「タンクなしトイレ」を「タンク付き」に改良したもので、前商品では水圧の関係で2階以上に設置できなかったのを解決した。タンク付きトイレのデザイン性を高め(タンクの不要な出っ張りをなくした直線的なデザイン)、トイレに快適性を求める声に応えたものになっている。また省スペースを実現する為の小型化にも成功し、同社前商品に比べて奥行きを8センチ縮めた。価格は21万から30万9千750円まで。
投稿者 賃貸経営ナビ: | 製品情報
奥行きが8センチ狭まるということは、トイレをドアを開けて、便器に向かうまでの距離が8センチ広がることを意味します。「たかが8センチ、されど8センチ」です。在来工法で作る木造住宅の場合には居室の基本寸法のパターンが決まっている為、特に有効です。こういった設備の小型化のちょっとした努力の積み重ねがスペースの有効活用に繋がっていくのだと思います。