米国でのコンバージョンブーム
最近、米国の大都市で新しいタイプのコンバージョンがブームになっているという。1980年代コンバージョンが初めて登場した時は、都市中心部からはちょっと外れた郊外からだった。老朽化ビルを芸術家とコラボレーションして再生し、お洒落なブティックや飲食などの商業スペースにするというものだった。また、そこに従事する人たちの住居兼仕事場という新しいタイプの住居スタイルを生みだし、そこから「SOHO」という言葉も始った。
最近のコンバージョンは専ら都心部の旧式アパートを購入して、内装工事を施し、マンションとして分譲するというものが主流になってきている。ディベロッパーは築20年程度の中型アパートを買い占めているという。
投稿者 賃貸経営ナビ: | トレンド情報
郊外から始ったコンバージョンも今や都市の中心部まで広がりを見せてきているということでしょう。日本では、ここ数年で初めて注目を集めるようになってきた印象がありますが、米国ではその歴史も長いのです。日本におけるコンバージョンは、現在の米国事情と同様に、やはり都市の中心から活況を呈しているようです。東京23区の中でも山手線の中、まさに中心部から大きなプロジェクトが出てきています。