珪藻土壁材

フジワラ化学の「珪藻土壁材」がホームセンターで人気になっている。同商品は脱臭や湿度調整効果が高い珪藻土に水を加えて壁に塗るもので、壁紙を剥がさずに塗れると言う点に特徴がある。ビニールクロスにも塗れる。3キロ入りで3759円。詳しくはコチラから。
壁紙5点セット

壁紙メーカーのタピッコは、壁紙を張る際の手間を最小限に抑える工具「壁紙5点セット」を発売した。従来のハケ、ローラー、カッター、ガイドに加えて、コーナーの角だしが綺麗にできる竹ベラが追加されている。価格は税込みで980円。
詳しくはコチラから。

意欲的な大家さんの中にはご自身で壁紙を貼られる方もいらっしゃいます。スピードと仕上がりを考えると、我々プロに任せていただくのが一番だとは思いますが、ちょっとした目立たない部分の補修に併用されるには良い道具かもしれません。
エイブル 「一生賃貸! 家を持たないという価値観」を出版

エイブルから 「一生賃貸! 家を持たないという価値観」というユニークな本が出版された。戦後、長らく続いた日本人の持家志向に疑問をなげかけている。賃貸生活VS持家購入のライフプラン・シミュレーションが提示されている。
詳しくはコチラから

「一生賃貸」。そんな言葉を耳にすることが多くなりました。これからは「若い人用の一過性の賃貸」だけでなく、「ずっと住み続ける人」の為の賃貸物件が益々必要になっているのです。
オール電化の木造アパート

東日本住宅はオール電化仕様の木造アパートを建設・販売している。キッチン廻りにふんだんに木を使えるのがIHを用いたオール電化住宅の一大特徴になっている。デザイン性の高い、木材の香りが楽しめる住宅になっているという。

IHは火を使わないので、従来までキッチンに求められていた防火性能を考慮する必要がありません。建材の制約が外れるポイントです。これはキッチンリフォームにおいても有効です。ガスからIHに変えることによって、キッチンの壁や天井廻りの仕上げ建材の選択肢がぐっと広がるのです。
IHクッキングヒーターの新商品発売

ヒーテック販売はビルトインタイプのクッキングヒーター1口タイプを発売した。オープン価格。旧タイプのガスコンロからの取り替えにも対応できるのが特徴。タイプは100ボルトと200ボルトの2種類。

65才以上の高齢者の人口は2500万人を超えました。火がガスの使用を減らし、事故の起きる可能性をできるだけ排除した設備・住宅が求められています。IHは熱効率や調理の容易性だけでなく安全面での優位性もあることが特徴の一つになっているのです。
ユニットバス用のコーティング材新発売

日本リニアックと日立ハウステックは、共同でユニットバスのコーティング材を開発した。通常、ユニットバスは築15年程度経過すると水垢や湯垢で汚れも落ちにくくなる。このコーティング材を塗布することで新品同様に蘇るという。7-8年は効果が持続する。費用は1ルーム3点式ユニットで7万円。

サステイナブル(価値が長続きする)設備であれば、このようなメンテナンスを行って水回り設備を新しくすることはとても有効なことだと思います。一方で既に価値が小さくなった(入居者からは喜ばれない)設備の場合には、費用はかけたけれども効果を生まない、空室を埋めることにつながらないといったケースもあります。その見極めが重要です。
脇道にそれますが、日立ハウステックのホームページではアスベスト使用に関する会社としての対応状況についてのページがあります。明解な説明で判りやすいです。アスベスト問題にご不安なオーナー様も一読をお薦めします。http://www.hitachi-ht.com/01top/1120050916.htm
“Suica”対応のセキュリティーマンション

JR東日本のICカード「Suica」を家の鍵に使うマンションが神奈川県藤沢市で分譲される。切符や電子マネー機能と合わせ、暮らしに欠かせないカードにしようという試みだ。
カード固有の識別番号を個人認証に利用。マンション入り口や各戸の玄関、宅配ロッカーなどで、読み取り機にかざすと解錠される仕組みだ。 詳しくはコチラ。

非接触型の認証で商品・サービスの購入も可能な多機能な装置という点で注目に値します。ただ実際の効用・効果はSUICAそのものの利便性が発展途上である現在においては、まだ何とも判断の難しいかもしれません。新技術が住宅設備に組み入れられる流れのひとつとして、今後も注目されます。
携帯電話で開錠できるカギを開発

NTTドコモの「お財布携帯」と連動したセキュリティーシステムが話題になっている。ピッキングによるカギ破りが不可能なのに加えて、携帯電話の登録変更ができるので入退去時のシリンダー交換も不要なのが大きなメリットだ。
1個あたりの希望価格は68,000円。

携帯を紛失した場合にも新たに設定変更すれば、前回の設定は無効にすることができます。また停電にそなえて内蔵のバッテリーも用意されています。そのバッテリーも使えないときに備えて、非常時の鍵穴も用意されているようです。
マンション向けのディスポーザ

マックスはキッチンのシンク部分で生ゴミを破砕するマンション向けのディスポーザの発売を開始した。近年、ディスポーザ完備のマンションは、生ゴミ処理の手間や臭いが無くなることから人気が高まり、マンションの価値を高める設備として年々増加しているという。
詳しくはココ

大都市のマンションを中心に、近年本格的な導入が進んでいるディスポーザ排水処理システムは、2001年の約7千戸の設置実績から、2003年には約4万1千戸と、大きな伸びを示しているといいます。分譲マンションでもまだこれからの設備ですが、家事をやられる方であれば、この設備の便利さと潜在的な将来性が実感できるのではないでしょうか。中長期の視野で動向をウォッチしていきたいものです。
防犯に強い自動ON/OFF照明スイッチ

松下電工では照明のON/OFFを事前設定で自動的に行うタイマーを内蔵した「コスモシリーズ」を発売した。買い物や旅行などで家を空ける際、あらかじめ照明のON/OFF時間をタイマー設定しておけば、住人不在でも点灯するため、在宅を装うことができ、防犯にも役立つ。価格は7193円と7140円の2種類。
断熱玄関ドアを新発売

新日軽は断熱玄関ドア「ルシエール シモン」の発売を開始した。シンプルなデザインと高いセキュリティー性が特徴だ。鍵の複製が困難なシリンダーを採用したディンプルシリンダーを標準装備。ワンランク上のオプションも用意され、サムターン回し&ピッキング対策に優れている。価格は34.1万円と37.3万円の2種類。
強風でも倒れにくい自転車スタンド

ササキ商会の強風でも倒れにくい自転車専用駐輪スタンド「チャリラック」の売れ行きが順調だ。基本は3台1組で設置するもので、3万8千円からとなる。

空地の有効利用として、駐車場や駐輪場が考えられます。駐輪場ではこのようなスタンドの設置を行う所が増えてきました。転倒防止だけでなく、省スペースの工夫がされたスタンドや支払いと連動して、ロックの解除がされるものまで多種のものが出回っているようです。
30年メンテナンス不要の防水コーティング

ジャズタック上場企業の工藤建設(神奈川)で手がけている「30年間メンテナンスフリー防水システム」が賃貸マンション向けで人気を集めている。このシステムは防水シートとして天然ゴムに近いEPDM合成ゴムを使用しているのが特徴。マイナス40~120度まで対応できる耐久性だという。施行単価は通常防水が㎡4500円なのに対して7650円と高めだが、1回行えば30年フリーであるため、最終的には安くあがるという。

メンテナンスコストに試算は工事単発で比較するのでなく、建物のライフサイクル全体で費用がいくらかかるか、という見方をする必要があるという良い例ではないでしょうか。弊社がご提案するリフォームや修繕も、このような中長期的なコストという視点に立ったものです。
JALUX介護付き優良老人ホーム開設

JALグループの総合商社JALUXが運営する介護付き優良老人ホーム「グッドタイムホーム調布」が今月16日にオープンした。今回の案件はKDDIが所有していた独身寮を購入し、一括賃借して運営している。

独身寮を老人ホームへ用途変更した例になります。企業が福利厚生施設の手放さざるを得ない状況と人口構造の変化・高齢化による介護付き施設の要望増大という背景が組み合わさったコンバージョン・・現在の時流を象徴する事例ではないでしょうか。会社オフィスから個人オフィス(SOHO)へのコンバージョン事例もこの春話題になりました。弊社の取材記事もご参考にして下さい。
「クリーン&サイレントな」IHクッキングヒーター

日立ホーム&ライフソリューションは「クリーン&サイレント」を追求した新型IHクッキングヒーターを発売した。魚焼きロースターに触媒機能を搭載し、煙・臭いを大幅にカットできるクリーン排気機能が大きな特徴になっている。

IHクッキングヒーターの機能の進化は目覚ましいものがあります。マイコン制御で火加減をしてくれたり、フルメタル対応で今まで使っていた鍋も継続利用可能なものまであります。賃貸でも差別化できる設備の1つになってきています。ガスとIHとの比較は以前、弊社で実地体験した記事がありますのでご参考にどうぞ。
10年交換いらずのランプ登場

松下電工は10年もの間、交換不要のランプを開発し9月1日から販売を開始した。吹き抜けや高い天井などランプ交換が交換が困難のところに有効。価格は2万3千円~15万150円。

消耗品の交換が容易にできることは賃貸住宅の維持・管理においても大切なことではないでしょうか。
長谷工・新しい配水管リフォーム技術を開発

長谷工コーポレーションはマンション共用部配水管の新しいリフォーム技術を開発した。継手部分をエポキシ樹脂でライニングし、直管部分については更新するという方法。スラブを壊す必要がない為、工事が大がかりにならず、断水も半日程度で済むという。

築年数が20-30年を超えるマンション・アパートについては共用部の水回り配管の刷新が資産価値を維持する上で急務となっています(特に古いタイプの素材・亜鉛メッキ鋼管の場合)。
トイレにも快適性追求

INAXが4月に発売したトイレ「SATIS(サティス)アステオ」の売れ行きが好調だ。3年前に発売し大ヒットした「タンクなしトイレ」を「タンク付き」に改良したもので、前商品では水圧の関係で2階以上に設置できなかったのを解決した。タンク付きトイレのデザイン性を高め(タンクの不要な出っ張りをなくした直線的なデザイン)、トイレに快適性を求める声に応えたものになっている。また省スペースを実現する為の小型化にも成功し、同社前商品に比べて奥行きを8センチ縮めた。価格は21万から30万9千750円まで。

奥行きが8センチ狭まるということは、トイレをドアを開けて、便器に向かうまでの距離が8センチ広がることを意味します。「たかが8センチ、されど8センチ」です。在来工法で作る木造住宅の場合には居室の基本寸法のパターンが決まっている為、特に有効です。こういった設備の小型化のちょっとした努力の積み重ねがスペースの有効活用に繋がっていくのだと思います。
松下電工・防犯照明発売

松下電工は6月17日、防犯用照明器具「リモコンFreePaアラーム」シリーズを発売すると発表した。ポーチ・ライト6製品、エントランス・ライト5製品、スポット・ライト6製品の計3機種17製品を用意する。価格は3万6750円~7万9800円。 製品は各目的に応じて以下3つのモードが用意されている。
防犯モード 外出時の防犯設定。センサーが、一定時間より長く人を検知し続けると、相手を不審者と判断し、強いフラッシュ光を発すると同時に、10秒間アラーム音を鳴らして警告する
通常モード 暗くなると弱い明るさで点灯し、設定時刻になると自動消灯、人が来た場合は100%の明るさで点灯する。
連続点灯モード 常に100%の明るさで点灯し続ける。

単に「センサーを使った点灯技術」というハード設備でなくソフト面での考慮がよくなされた商品だと思います。 防犯モードについては、不審者の犯罪を抑止するような心理的な効果を狙った点灯・発音制御などが如何にもきめの細かい配慮が得意な日本的な商品だと思います。
製品情報の記事一覧
- 松下電工・防犯照明発売
- トイレにも快適性追求
- 長谷工・新しい配水管リフォーム技術を開発
- 10年交換いらずのランプ登場
- 「クリーン&サイレントな」IHクッキングヒーター
- JALUX介護付き優良老人ホーム開設
- 30年メンテナンス不要の防水コーティング
- 強風でも倒れにくい自転車スタンド
- 断熱玄関ドアを新発売
- 防犯に強い自動ON/OFF照明スイッチ
- マンション向けのディスポーザ
- 携帯電話で開錠できるカギを開発
- “Suica”対応のセキュリティーマンション
- ユニットバス用のコーティング材新発売
- IHクッキングヒーターの新商品発売
- オール電化の木造アパート
- エイブル 「一生賃貸! 家を持たないという価値観」を出版
- 壁紙5点セット
- 珪藻土壁材

珪藻土は「健康住宅」の代名詞として、賃貸でもコダワリ派の物件でたびたび登場しています。またこの商品は、直接塗れるという点で、壁紙を剥がす手間がかからない分、費用が安く上げられると言うメリットがあります。