二方路(にほうろ)
画地条件のひとつで、正面および裏面が街路に接する画地で、角地ほどではありませんが、宅地の有効利用度が優れています。商業地において、正面は顧客の誘致に、裏面は商品の搬入に用いるなどの利点もあります。また三方が街路に接する画地を三方路、四方が街路に接する画地を四方路といっています。鑑定評価においては、正面の街路以外の街路に接することが、その宅地の利用に具体的にどれだけ寄与するのかということから増加率を判定しています。路線価式評価法では、地域別に加算率を定めた二方路影響加算率表の係数により算定しています。
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