木造賃貸リフォームのポイント
古い木造賃貸のリフォームでは美観よりも設備・機能面ので改善をアピールする方が差別化につながります。
また、建物の耐用年数やあと何年賃貸にするかも考慮にいれた上で、以下にあげるようなリフォームは、できるだけまとめて行うと経済的です。何回も手を入れると工事境界部分の作業を2度3度と行うことになり、その分トータルに費用がかさんでしまうのです。
床フローリングの重要性モノが多い現代生活では、家具や収納を効率的に配置する必要があります。そんな中で木造賃貸の標準であった和室(畳部屋)は生活しにくいものになっています。弊社の見解では1ルームや2DK程度の広さの賃貸に畳部屋は不向きです。畳部屋が重宝するのは、ファミリータイプでの「プラスαとしての和室がある」の場合のみ(例えばフローリングのリビングダイニング横に併設された和室 等)なのです。原則フローリング及び洋室化の方向でリフォームされることをお薦めします。木造賃貸でも「洋室化」できるのです。
木造賃貸リフォームの例
木造賃貸の「洋室化」のリフォームは、和室(畳部屋)の持つ不便さ・現代生活にマッチしていない部分を解消するような改善を行うことがポイントになります。
古い和室を和風モダンに
このリフォームは、老朽化した木造賃貸で、長い間空室の物件に有効です。 最低限の予算で古い和室が和洋折衷モダン(フローリング)になります!
押入を機能的な収納に
このリフォームは、老朽化した木造賃貸で、女性や衣類のきちんされた方に入居していただきたい場合に有効です。 使いづらく古びた印象の押入もちょっとした工夫で機能性&印象アップ、物件の清潔感アップにもつながります!
押入を撤去して洋式収納に
このリフォームは、老朽化した木造賃貸で、若いご夫婦やOLの方に入居していただきたい場合に有効です。和室の完全洋室化には収納部の洋式化も必須です!
狭い二部屋を広い一部屋に
このリフォームは、4.5畳の部屋が隣接する物件や採光の悪い部屋がある物件に有効です。3DK→2LDK,2DK→1LDK,1DK→広い1ルームへの用途変更リフォームです。
キッチンの一部に玄関を作る
このリフォームは、ファミリー用の賃貸で、キッチンが玄関から丸見えの物件に有効です。玄関ドアを囲う内壁壁を立ち上げて、キッチンから見えなくなるので主婦の方に好評を得られます。