賃貸経営ナビ

成功する賃貸住宅経営

お問い合わせはこちらまで

0120-894-432

家賃査定の無料サービス

金物(かなもの)

建築材の接合部を結合し、補強するために取り付ける部品(その多くが金属製である)を総称して「金物」と言う。

金物には、くぎ、ボルト、短ざく、かね折り、プレート、アンカーボルトホールダウン金物などの多様な種類がある。

特に在来工法木造建築物では、建築物の安全性・耐震性を確保するために、「筋かいプレート」などの多種多様な金物の使用が必要不可欠である。

このため国土交通省・農林水産省が設立する「財団法人日本住宅材技術センター」では、在来工法木造建築物で使用する金物について、次のような厳格な認定制度を実施している。

1)Zマーク承認制度
(財)日本住宅材技術センターが開発した規格にもとづく高品質な金物を製造する業者に「Zマーク(ゼットマーク)」の使用を承認する。

2)Zマーク同等認定制度
金物製造業者が開発した金物について、(財)日本住宅材技術センターが同等認定試験を行い、これに合格した高品質な金物について金物製造業者に「Zマーク同等認定」を付与する。

1)の金物は「Zマーク表示金物」、2)の金物は「Zマーク同等認定金物」と呼ばれている。
両者をまとめて「Zマーク金物」と呼ぶ。

なお、阪神大震災の教訓に基づき、建設省(現国土交通省)では平成12年に建築基準法を改正して、金物について厳しい基準を設けた。

この基準を定める「建設省告示第1460号」(平成12年6月1日施行)は、筋かいの端部の接合部などにおいては、事実上Zマーク表示金物またはZマーク同等認定金物(またはそれと同等以上の性能を有する金物)の使用を義務付けるような内容となっている。

賃貸不動産用語辞典

賃貸経営ご相談窓口(無料)

Copyrights (c) 2005 - 2008 ERA-Shinwa CO.,LTD All rights reserved.